【ダンベル・ベンチプレス】 Dumbel
Bench Press
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ターゲット筋肉:大胸筋(1、2)、小胸筋(5) |
ベンチプレスとの違いは、ダンベルという事で稼動範囲が広い点です。
最大限の収縮と最大限のストレッチを得るのに有効なエクササイズです。
筋肉増強に最適種目。
(やり方)
ベンチプレスと同じ要領でダンベルを挙げ下げします。 ダンベルは直線的に上下し、最上部では両手が肩幅と同等になります。 それより近くなると、大胸筋への負荷が逃げるので、それ以上は近づけないようにしましょう。
ダンベルは横向けに持っても縦向けに持っても、やりやすい方向で行って下さい。 |
【ダンベル・フライ】
Dumbel Fly |
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ターゲット筋肉:大胸筋(1、2)、小胸筋(5) |
ダンベル・ベンチプレスとの違いは、ダンベルを弧のように描いて両腕を開く点です。 その結果、体からダンベルが離れ、ダンベルが最下位に来た時、負荷がより大きくなります。
この種目は筋肉増強の”効かす”のに有効なエクササイズです。 大胸筋の隅々まで刺激を与え、筋肉の形を良くしてくれます。
(やり方)
ダンベルが一番上では、大胸筋を絞る様にして力を入れます。 決して力を上で抜かない事。
キレイなフォームを終始崩さない事。 崩れるようなら、重過ぎるウエイトを扱っています。 ダンベルプレスとは違い、重量は軽くなる筈です。 あくまで”効かす”のが目的であって、重過ぎないよう気をつけましょう。
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【ダンベル・フライ&プレスの良くある間違い】 |
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ベンチプレスと同じく、両肩の位置に注意をしてください。
(図右参照)
左の悪い例は、両肩が前に出ています。 この状態では肩の前面を使う事になります。 大きな大胸筋はあまり使われていません。
正しくは両肩を後ろに引いて、肩甲骨を寄せて力を入れた状態をキープしつつ一連の動作を行って下さい。
特に両腕を開いた際に肩甲骨の力を緩め、開いてしまいがちですが、同じ寄せ合った状態をキープしましょう。 |
【インクライン・ベンチプレス】
Incline Bench Press |
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ターゲット筋肉:大胸筋(3、4)、三角筋(前面) |
インクライン・ベンチプレスは、ベンチプレス以上に有益なエクササイズです。
このエクササイズも、ベンチプレスと同じく肩甲骨を寄せ、背中に力を入れた状態で、両腕を左右に開いてバーを鎖骨に下ろします。
ゆっくりバーを上下して下さい。
最初は無理をせず、できるだけ軽いウエイトから始めましょう。 特に初めてインクラインをやる時は力が弱い為、慎重にしないと怪我をします。
大胸筋上部の筋肥大を狙う場合は、インクライン・ベンチに座ってダンベルでやる、インクライン・ダンベルベンチプレスやインクライン・ダンベルフライがお勧めです。 |
【プルオーバー】
Pull Over |
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ターゲット筋肉群:大胸筋(1)、小胸筋(5)、大円筋、広背筋 |
特に小胸筋に有効なエクササイズ。 小胸筋は、腕を上から振り下ろす時に使う筋肉です。 競技ではバレーのアタックやテニスのスマッシュ、野球のピッチングの他、水泳のクロールに必要な筋肉を鍛える事ができます。
大胸筋の横幅を広げてくれるエクササイズです。 カッコイイ胸の筋肉は、小胸筋の発達する必要があります。
(やり方)
最大限の稼動範囲を狙う場合は、ダンベルが最下位の時にお尻を若干下ろす事で大胸筋と広背筋がストレッチできます。
(呼吸)
筋肉を収縮させる時に息を吐き、伸ばす時に息を吸います。 |
【ディップス】
Dips |
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ターゲット筋肉群:大胸筋(1)、小胸筋(5)、大円筋、広背筋 |
ディップスは、腕を下に突き出すエクササイズです。
(やり方)
留意すべき点は、(頭を前に垂らし)猫背の状態でかがむような姿勢で行います。少し太ももを挙げる事で、体が若干くの字に曲がります。 その状態の前かがみで行うと、特に大胸筋の下部と広背筋が鍛えられ、逆に体を真っ直ぐに起こし、重心を後に移して行うと、上腕三頭筋に負荷がかかるようになります。 鍛えたい筋肉にターゲットを絞り、姿勢を選んでください。
(補足)
このエクササイズは、ディクライン・ベンチプレスと同じ効果があります。
ディクラインとは、インクラインの逆で、頭が下で脚が上に位置する傾斜したベンチです。 ディップスで物足りないと感じたら、ディクライン・ベンチプレスで負荷を加えてやる事をお勧めします。 又は、腰からダンベルをぶら下げてディップスをするやり方もあります。 |
【バタフライ・マシーン】
Butterfly Machine |
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ターゲット筋肉:大胸筋(1、2)、小胸筋(5) |
動きはダンベルフライと同じで、体が寝ているか、座って起きているかだけの違い。
右のアニメーションのように、掌がお互い向かい合って閉じる様にすれば、ダンベルフライと同じ動きを可能にしてくれ、関節にも無理無くできます。 |
では以下の目的別コースをクリックし、次にお進みください。
