メリード・ウィズ・チルドレン


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 今回ここに紹介するテレビプログラムは、アメリカで1987年4月にフォックスで放送が開始されて以来現在までに世界60ヶ国で放送されて来ました。 一口に世界60カ国と言っても恐らく想像も付かないと思います。
 実際以下にホンの一部の国名を紹介してみます。 それをもってこの番組が世界中の人々にどれ程強烈なインパクトを与えたか想像する目安になると思います。

 アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、オーストラリア、オーストリア、ギリシャ、スウェーデン、フィンランド、ニュージーランド、ポーランド、南アフリカ、スペイン、スイス、ノルウェー、ターキー、イスラエル、ハンガリー、デンマーク、チリ、クロアチア、ネザーランド、スロバキア、ペルー、ベネズエラ、そして唯一アジアでは中国(香港)が入っています。

 ここまで国境と言葉を超えて世界中の人々に受け入れられた番組は世界でも前代未聞です。 そして何よりもコレ程の規模で世界中で大ヒットし、1997年番組を終了した後も延々と再放送が世界中で繰り返される(世界中にインターネットでファンによるサイトが有ります)のは目を見張る現象と言えます。

 現在でもメリード・ウィズ・チルドレンは、アメリカの長寿番組の歴代7位に位置する記録を保持します。 近年のアメリカでは余程の人気の有る番組でない限り、これだけの長期に渡る(10年間)放送はされません。 実際メリード・ウィズ・チルドレンが最も最近の記録保持番組で、他の記録を残した長寿番組は、あまり視聴者からの要望が無かったかなり古い時代(50年〜70年代)のものばかりです。


記録的な視聴率
 番組が開始して3年目には視聴率全米No.1に輝き、その後何度もトップの座を維持し続けます。 得にロサンゼルスとワシントンD.C(政治の中心都市)では驚異的な視聴率をキープするのです。 これら人種の坩堝(るつぼ)と呼ばれる都市で、人種を超えてスバ抜けた視聴率を維持し、現在も世界中の人々から愛される番組の秘密とはなんでしょう?
そしてなぜ、これ程の歴史に例を見ない程の人気を持りながら、公式な大賞を受賞しなかったのでしょう?

大賞を受賞できないワケ


 先に言っておきますが、その番組は決して公式な大賞が取れるような番組では有りません。 いわゆる低俗番組に属すると言えます。 それは限りなくお笑いのみを追及し、タブーと言われる領域に足を踏み入れた究極のお笑い番組です。 勿論日本の番組では到底考えられないレベルのお笑いです。 特に女性が言う”下ネタ”が面白いのも日本人には新鮮です。 ”こんな事言ってもいいの?”というような事が番組では連発され、バカ受けしています。 間違い無く日本の文化では、このレベル迄行ってしまうお笑い番組は絶対有り得ないでしょう(番組を観れば絶対有り得ない事が解ります)。 それだけにこの番組、日本人が観ると必ずハマってしまう番組なのです。 女性にはどうでしょう? 男性には間違い無くバカ受けします。 実際アメリカ現地で受けているのは大方男性だと思います。 

 S&Fマガジンのスタッフはアメリカでの海外経験が長いのですが、何れのメンバーもこの番組が英語の勉強とアメリカのジョークを理解する上で、最高の番組だったと絶賛します。 何度再放送を観ても笑えます。 面白いだけに何度でも観たくなる為、英語の勉強としては最高の教材となるのです。 この番組は本当に英語を習いたい、冗談の通じる若者にお薦めです。

 内容
 メリード・ウィズ・チルドレンは日本語訳するなら”既婚で子持ち”となります。
 アメリカは大都市を除き、殆どの地域は敬虔(けいけん)なクリスチャンが占めます。 皆さんがテレビで見るアメリカのイメージとは程遠い超保守的な地域が沢山あります。 例えば酒やポルノが禁止という地域すら有ります。 何れもピュ−リタニズム(厳格主義)が古くから残っているのです。 それら厳しさは日本では考えられない程のものです。 勿論都会と異なり、それら田舎は日本の田舎と同じで犯罪も殆ど有りません。 それだけに家族をテーマとするドラマ等は心温まるものや、誠実で感動させるような番組が殆どだったのですが、いきなり”超最低家族”をテーマとしたメリード・ウィズ・チルドレンが誕生したのです。 これは実際どの国にも有り得る家族の生活の最低部分をクローズアップしたものです。 ではその超最低家族のメンバーを紹介します。

バンディー家族の構成

夫: アル・バンディー
 高校時代フットボールで輝かしい記録を残し、将来プロのフットボール選手を夢見たにも関らず、現実には女房のぺグ と結婚して以来不幸続き。 キャラクターは典型的な男である事を主張する頑固で単細胞などこにでもいる様なオヤジ。 仕事は女性用靴屋で販売員を最低賃金で働く。 典型的な男尊女卑の考えを持つアルにとって女性の靴屋で最低賃金で働くのが屈辱で仕方が無い。 そして二言目には高校時代のフットボールで活躍した過去の栄光を自慢する。 特に太ったオバさんと女房のぺグを嫌うが、浮気をした事が無い。 趣味はボーリング。 普段リビングのソファに座ってフットボールを観ながらビールを飲むのが楽しみ。 そしてしょっちゅうトイレに行くのも特徴。 風呂は滅多に入る事は無い。 金は全て家族に吸い取られ(特に女房)、年中貧乏。 いつまで経ってもオンボロの車を乗り続ける。 

←妻: ぺグ・バンディー
炊事洗濯が大嫌いという事でした事がない。 普段ソファに座ってテレビを観る毎日。 趣味は買い物。 夫の稼ぎを無視して使い放題。 そしてセックスが大好き。 アルに求めるが、アルは嫌で仕方が無い。 アルはぺグを”レッドヘッド(赤毛)”と度々呼ぶ

 ↑長女:ケリー            ↑弟:バド       ↑アルのボロ車”ドッジ”

長女: ケリー
 可愛いけれど頭カラッポで不良の男と直ぐ寝てしまう。 その不良の男友達をケリーが家に連れて来ると、アルは直ぐに男友達を殴って追い出す。
弟: バド
 唯一バンディー家で利口ではあるが、恋人や親友が出来ず周りからからかわれっぱなし。 

近所の住人
 ←マーシー
 女性主義者だけあって、アルと非常に仲が悪い。 仕事は
 銀行で努めるキャリアウーマン。 気が強く常に攻撃的。

 ジェファソン→
 マーシーの恋人であり、ジゴロでもある。 仕事もせず、1日
 中ブラブラしている。

アルの友達 →
全員ブヨブヨに太っている。 同じくオバさんが大嫌い。 しかし若い女の子は大好き! アルとつるんで良くストリップ場に行く。 ビール大好き! ボーリング仲間。 

                ではその番組をの台本が有るので訳したものをご覧下さい。
                      
                          サンプル
                          サンプル2

                           

 
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