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今回特集としてご紹介するダイエット法は、既に世間で知られている方法です。 それは、アトキン式ダイエットに代表される、低炭水化物ダイエットです。
今まで試した事が無いのなら、一度トライしてみる事をお勧めします。
既に試して上手くいかなかった人も、もう一度このダイエットを見直してみては如何でしょうか?

記事ソース元:ロサンゼルスタイムズ紙 October 22, 2007
翻訳編集:スポーツ&フィットネス・マガジン


● ギャリー・ターブス氏のQ&Aインタビュー


サイエンス・ジャーナリストのギャリー・ターブス氏は、脂質と炭水化物について、世間は誤解していると考えます。
彼が新しく出版した本の中で、「良いカロリー、悪いカロリー:今までのダイエット、体重コントロール、病気等という既存の概念に異議あり!」とし、摂取カロリーが多いとか、運動量が少ない等の理由とは関係なく、食事に含まれる豊富な炭水化物があなたを肥満や病気にさせると説いています。

この本は、2002年出版のニューヨークタイムズ誌のトップ記事として論議を醸し、誌面で彼が「アトキン式ダイエットと似ている『高脂質+低炭水化物ダイエット』は、体重をコントロールしたり病気の予防にはより優れている」と主張した理論を更に押し進めた内容になっています。

Q.読者が何をあなたの本から得て欲しいですか?

心臓病の原因が食事に含まれる脂肪やコレステロールであるという証拠は、如何に少なく乏しいのかを分かってもらいたいです。
私は人々に、原因は砂糖や小麦粉や消化の良いでんぷん(じゃがいも、米など)であるという証拠を見てもらいたいのです。
私は何も 「これら病気は、炭水化物が原因である」というのを科学的立証するのではなく、今迄現存する事実を基に導いた結論を説いているのです。

読者の皆さんに理解してもらいたいのは、肥満とは摂取カロリーが過剰で起こるものではなく、摂取するカロリーの質(内容)により起こるものだという事です。 そして、この本をあなたの主治医に読ませて頂きたい。

Q.もし炭水化物が人を肥満にするというのなら、どういうメカニズムでそうなるのでしょうか?

炭水化物を摂取すると、インスリンというホルモンが体内で分泌します。インスリンは脂肪を備蓄する働きをします。 単純な理屈です。
食事から得た脂肪を脂肪細胞内に摂り入れるには、炭水化物が必要なのです。 又、脂肪を脂肪細胞内から放出するには、血中のインスリンレベルが低くなくてはなりません。

(エクササイズによって分泌される)アドレナリンや成長ホルモンは、脂肪を脂肪細胞から引き出す働きがあるのですが、インスリンレベルが高い状態では上手く役割を果たせないのです。 つまり、インスリンは体脂肪を浪費するホルモンより強い働きがあるのです。


Q.炭水化物は人を病気にもするのですか?

1世紀以上に亘る証拠とし、食事に砂糖や小麦粉や白米を加えると、人は肥満、糖尿病、心臓病、ガン等の現代病になっています。
例えばイヌイットの伝統的食事である、高脂肪、高たんぱく質の食事等は問題ではないのです。 ところが、彼等の食事に消化の良い炭水化物を加えると、現代病になってしまうのです。



Q.炭水化物はアルツハイマーやガンを引き起こすと自己の本で主張されていますが、どういう証拠からですか?

もし糖尿病や肥満の人であれば、これら病気になる確率が高くなります。
私の本の中で説明しているように、高血圧とインスリンがこれら病気の原因なのです。
アルツハイマー病の一つの兆候とし、アミロイド(Amyloid)と呼ばれるたんぱく質の蓄積があります。
このたんぱく質は、別のIDEと呼ばれるたんぱく質によって脳から除去されるのですが、IDEはインシュリンを分解・除去する酵素でもあるのです。

インスリン値が体内で上がった時、IDEはインスリンの除去に使われ、アミロイドを脳から除去する上で不足すると考えられるのです。
これは議論の余地はありません。 アルツハイマーの研究者達が、単に「なぜインスリン値が患者の体内で高いのか?食事に炭水化物が多いからなのか?」等の理由を考えてないだけなのです。

Q.炭水化物がどのようにしてガンを引き起こすのでしょうか?

先ずガン細胞は、細胞分裂で成長する為に、膨大なエネルギー(カロリー)を必要とします。 その為、ガン細胞はインスリンに対し敏感に反応するようになります。

インスリン値を上げると、ガン腫瘍は細胞分裂を繰り返す上でのエネルギーを得る事になります。
もしインスリンがガン細胞の表面にあるレセプター(受信帯)と結合する事になれば、より多くのブドウ糖を血中から吸い上げる事が可能になります。

つまり、より多くインスリンが血中にあれば、より多くのブドウ糖をこれらガン細胞が得る事になるのです。 又インスリンは成長因子とし、ガン腫瘍を初期から悪性、そして転移させるのが確認されています。

Q.低炭水化物ダイエットのアトキンが健康的だという証拠は何でしょう?

先ず現代人が食べているもの(炭水化物)は、数百年、もしくは千年前では食べてなかったものです。
臨床実験では、低脂肪食や低カロリー食より、アトキン式ダイエットの方がより多くの体重を被験者が減らしただけでなく、善玉コレステロール(HDL)値も改善したのが確認されました。
又、心臓病の原因であるトリグリセリド(Triglycerides)値や血圧も下がったのが確認されました。
これら全ては、心臓病になる確率を下げる事になります。

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