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葉酸は体外受精における双子の確立を上げる
記事ソース元:L.A. Times 2006/5/6

葉酸は妊娠率を高める事はありませんが、不妊治療中に2つの胚が混ざった場合、葉酸は胎児が双子になる確率を高めると金曜日に科学者達が発表しました。
スコットランドのアバディーン大学とローウェット調査研究所の研究員達は、体外受精後に高レベルの葉酸を摂取した女性は、双子を生む可能性が高い事を確認しました。
ランセット・メディカル誌に掲載されたこの研究を指揮したポール・ハガーティ医師は、「基本的に葉酸が胚の生存率を高めたのが原因だと我々は考えています」と話します。

葉酸は緑色葉野菜やレバーに存在する、ビタミンBであるフォレート(folate)の合成物質です。 生まれてくる子供が神経管疾患にならないように、女性は妊娠する前や妊娠初期の数ヶ月間、葉酸を摂取するよう薦められます。

http://www.latimes.com/features/health/la-he-briefs8.1may08,1,3455178.story

アルツハイマー病に有効なヘルシーダイエット
記事ソース元:L.A. Times 2006/4/24

新しい研究では、地中海食がアルツハイマー病予防に有効であると提案しています。
研究では、地中海食を摂る人は、アルツハイマー病が大きく進展した人達に比べ、40%近くなりにくい事が判明しました。
地中海食は、沢山の野菜、豆類、フルーツ、シリアル、魚を摂り、一方で肉類、乳製品の摂取を制限し、アルコールは適度に喫し、飽和脂肪(動物性脂肪)より単不飽和脂肪(オリーブ油など)を摂取するというものです。

初期調査では、地中海食は心臓病になる率を下げる事が確認されています。
この研究結果は、「神経学年代記(the Annals of Neurology)」のウェブ上で最近公開されました。
http://www.latimes.com/features/health/nutrition/la-he-briefly24.3apr24,1,3768018.story?coll=la-health-nutrition-news


命の優先順位?
記事ソース元:Washington Post 2006/5/12

タイタニック号では、女性と子供が一番最初に救出されました。 第二次世界大戦時に梅毒が大流行した際は、回復する可能性の高い者が優先に、貴重なペニシリンが与えられました。

鳥インフルエンザが大流行した際、多くの人々の命を守るポリシーとし、ワクチンを与える優先順位は、1.病院で働く人 2.年老いた人 3.病気が最も進んだ人 と、連邦当局が発表しました。 しかし米政府最高医学倫理官の1人は、若者が最優先にされるべきとし、理由は若者の感染による死の確立が高い事と、生産性のある長い人生が残されているという事で、連邦当局の考え方に反対の姿勢を示しています。

「殆どの人々は、“私じゃなくて、19歳の私の孫にワクチンを与えてあげて。 私は65年も素晴らしい人生を生きたんだから”と言う傾向にあります。」と、国立衛生研究所の生命倫理部長を務めるエゼキエル・エマニュエル氏は言います。 「我々はただ単に救われる命の数に興味を抱いているのではなく、寿命を考慮に入れています」と続けます。

全国規模のインフルエンザの流行に政府が備える中、有事の際は誰が優先的に限られたワクチンを与えられるべきか?という、最も痛々しい疑問が挙がってきました。
専門家はアジアで猛威を振るう鳥インフルエンザが、人から人への感染が容易になった際、21万人から190万人のアメリカ国民を死に至らしめる流行病になる可能性があるとし、恐れます。

現在迄のところH5N1型鳥インフルエンザは、感染した鳥に接触したとされる200人程度しか感染者はいません。(流行病になるとすれば、通常の季節インフルエンザからではない為、一般に普及しているインフルエンザワクチンは役に立たない)

「ワクチンメーカーと医療関係者が最初に予防接種を受けるべきだという意見に異議はありません。 なぜなら彼らによってより多くの命が救われるからです。 しかしその次は誰?というのを決めるのは簡単ではありません。」と話すのは、ウェイクフォレスト医療大学で小児科の教授であり、現在の方針を作成する2つの連邦諮問委員会のうちの1つを務めるジョン・エイブラムソン氏です。

何人かの委員は、子供が最優先にすべきだと考えます。 「もし2歳の子供の命を助けたなら、実のある残り80年の命を助けた事になります。 もし65歳の人の命を助けたなら、残り15年の命を助けた事になります。」と、エイブラムソン教授は話します。

既に連邦機関は、航空管制官か?それとも国境巡査隊か?という、誰がより重要かという議論を始めていますが、決着が付かないジレンマに阻まれています。
その間にも、州のリーダーや個人企業家達は、連邦政府がワクチンを配給してくれない事を恐れ、自己で抗ウィルス薬の備蓄を持とうと争っています。

この様な背景で2つの諮問委員会は、病気の患者や健康な人達より、高齢者を優先にする考えを満場一致で勧めています。 理由は、高齢者が感染した場合、入院と死の可能性が他より高いからです。
2つの諮問委員会は高齢者に加え、リスクの高い病気を2つ以上持っている患者や、ひどい肺炎の病歴を持つ人などにワクチンを提供する事を勧めています。
以下優先順位として、妊婦、政府担当者と首脳人、次に健康な高齢者、問題を1つ抱えている人々と公共サービス(電話、輸送など)で働く人々となります。

優先順位を審議する上でのガイドラインは、“平等”を意識する事であったとエイブラムソン教授は話します。 人種や年齢や性別を理由に優先順位を決められないと強く委員会は感じました。
「しかし1919年の世界的流行病に於いて亡くなった人々とは、若くて健康的な20歳でした。 ある科学者が言うように、もし次の世界的流行病が以前の流行病と似ており、高齢者を優先的にワクチンを配給したなら、何十万人もの20代の死者が出るでしょう。」と、エマニュエル氏は話します。

エマニュエル氏と共著者のアラン・ワーツヘイマー氏は、本日の科学ジャーナル誌で、「医療関係者が一番、若年大人が次、その次が41歳〜50歳、最後に51歳以上」という別の優先順位を提案しています。
「13歳以下の子供は予防ワクチンを受けなくても、家から出ないようにすれば良い。 このフレームワークでは、20歳は1歳より価値があるとされます。 なぜなら、歳をとっている方がより成熟した考えや希望や計画を持っているからです。」と彼等は書いています。

それぞれのランク内で、重要な労働者として消防隊員や公共サービスや食品輸送業で働く人達を優先にすべきだと2人は提案します。 なぜなら流行病が発生後、効果的なワクチンを生産するのに6ヶ月はかかるからです。 
エイブラムソン氏は、ウィルスについて学ぶ事で、どの層の人々が弱く、最も有効な戦略はどれなのかを知る事で、方針を調整する事もあり得ると言います。
「もし最初の1ヶ月で主に20歳が亡くなるのなら、ワクチン供給の優先順位を変えます。 何も方針を変えてはいけないという訳ではないので」と、エイブラムソン氏は言います。

連邦諮問委員会もエマニュエル氏もワーツヘイマー氏も、“他国とワクチンを共有すべきか?”というもう一つの深刻な論点については触れませんでした。
「これは世界に於けるワクチン配給率の根本的な問題に触れるもので、余りにも複雑な問題の為ここではコメントは避けたいと思います。」と、科学ジャーナル誌は記事を締めくくっています。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/05/11/AR2006051101601.html

 


翻訳・編集、挿絵:スポーツ&フィットネス・マガジン

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