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トリノオリンピック記念:荒川静香特集!

アジア人として初めて女性フィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川選手を祝福し、臨時増刊号をご用意いたしました。女性フィギュアスケートは、冬季オリンピックの目玉とし、最も注目を集める国家を賭けた戦です。荒川選手の素晴らしさを振り返りながら、海外でのコメントと動画でお楽しみください。

Land of Rising Stars (未来のスターを抱える国:日本)

注)英語でLand of Rising Sun(太陽が昇る国)は、日本という国を表現する言い回しです。 それは日本の日の丸国旗を意味します。 それに引っ掛けてタイムズ記者がタイトルを作ったと思われます)

 
ロサンゼルスタイムズ紙:2006年2月24日付抜粋
By Helene Elliott, Times Staff Writer
翻訳・編集:スポーツ&フィットネス・マガジン


荒川は自分らしいしっかりしたスケートで、ワールドチャンピオンのコーヘンを破り、日本人初の金メダルを手にした。

しかし荒川は、日本から生まれるメダリストとしては、決して最後でない事は確かだろう。
「これをキッカケに次の世代のスケーターの励みになれば良いと思います」と荒川は言う。
実際日本は次期スターが数珠繋ぎだ。

トリノオリンピックでの日本女性フィギュアチームの演技は、深く、多様性に富み、印象的だった。 彼女達の母国日本では、“鮮烈の15歳”Mao Asada(浅田真央)をはじめとする、同じ様な選手が更に揃っているのだ。

世界でも稀なトリプルアクセルを試合で成功したジャンプの天才児アサダは、今期のグランプリファイナルでアイリーナ・スルツカヤ(ロシア代表・銅メダル)に勝っている。 しかし今回国際スケート組合の条件を満たすのに、彼女は規定の年齢まで87日不足していたのだ。

トリノ代表チームを選考する上で、日本スケート連盟は選手の過去数年のキャリアを重視した複合的な視野に立った選別法を用いた。 日本以外に、唯一オリンピックに3名女性フィギュアスケーターを送る事が許可されているアメリカとロシアの連盟でも、それぞれ去年の選手成績を基に選考をした。 日本連盟は非常に難しい選択に迫られていたのだ。

最終的に日本連盟は、2004年にワールドチャンピオン大会で優勝し、去年9位に転落したアラカワ・シズカと、2度世界銅メダリストに輝いたスグリ・フミエ25歳と、女性で唯一4回転ジャンプを試合で成功した事のある、18歳のアンドウ・ミキを選んだ。

木曜日の競技を終えてみると、日本連盟の選択が正しかった事が証明された。
女性のロングプログラムが始まると、荒川は輝き始めた。 彼女は完璧ではなかったが、その表現力と目を見張るような回転とクラッシックな線美が、危なっかしいスルツカヤ(ロシア)や転んだコーヘン(米国)を大きく引き離す事になった。(以下省略)

荒川は転倒免れ、コーヘン(米国)は銀メダル
USA TODAY紙、By Kelly Whiteside 2006年2月24日付抜粋
翻訳・編集:スポーツ&フィットネス・マガジン

冬季オリンピック競技全てに於いて、最も期待が寄せられた日が裏切られたとしても、未だ振り返って何か学ぶべき事があるだろう。
表彰台のトップには、2年前に引退を躊躇った事がある、日本代表の荒川静香が金メダルを首に掛けて立っていた。 その次には、最後の4分間諦めずに金メダルを狙い続けた永遠の銀メダリスト、サーシャ・コーヘン。 最後は「競技とはそういうもの。 人生とはそういうもの」と、あっさり言ってのける、銅メダリストになったロシアのアイリーナ・スルツカヤ。 

しかし2位3位選手の失敗は、荒川が成し遂げた評価を下げるものではない。 荒川はトータル191.34をスコアし、日本人初の女性フィギュア金メダルに輝いた。
日本で初めてメダルを獲得したのは、1992年に銀メダリストになった伊藤みどり選手だ。

恐らく今回の荒川の勝利は、女性フィギュア界を日本勢が牛耳る時代の到来を告げたのだろう。
荒川は、ロシアが夢見たオリンピックスケート競技4種目全制覇と、金メダルラッシュが続くアメリカ勢の両方を阻止し、ストップさせたのだ。 (以下省略)

タイムズUK Times Online UK(イギリス) February 24, 2006
翻訳・編集:スポーツ&フィットネス・マガジン

「荒川静香は観客を虜(とりこ)にさせるような魅力的なパフォーマンスで、日本スケート史上初の金メダルを獲った」

■比較表■
ではここで、荒川選手と2位のコーヘン(米国)とを比較した、採点表をご覧ください。
どの様にしてスコアを得たのか解説されています。
この動きの順番を理解した上で動画を観ると、演技の起承転結が良く分かります。 イナバウアーから連続スピンへとつながる部分は、クライマックスへと向かう素晴らしい部分です。


Amy Sancetta/AP

 

【動画:海外の無料動画閲覧サイトです】
http://www.youtube.com/watch?v=cp5b4Svlh
MQ&search=arakawa

男性アナウンサーが「美しいイナバウアー!」とコメントし、女性アナウンサーが荒川選手の演技が終わった瞬間、「鳥肌が立つほど素晴らしい!」とコメントするのが印象的。
因みにこの無料動画サイト(英語)では、荒川選手の動画がトップランキングで連日世界中の人々に閲覧されている模様です。


万一上のサイトがアクセス過剰で閲覧できない場合(たまにある)は、以下のサイトをお試しください。 同じく荒川選手の動画が幾つか観れます。
http://www.hiphopmusic.com/best_of_youtube/2006/02/shizuka_arakawa_2006_olympics.html


掲載写真:Associated Press, Reuter/イラスト:スポーツ&フィットネス・マガジン
記事ソース元:
Los Angeles Times,
http://www.latimes.com/sports/la-sp-olyfigwinner24feb24,1,3679380.story
USA Today
http://www.youtube.com/w/Shizuka-ARAKAWA---Olympics-2006-FS-Gold-Medal?v=mdrbOJY9Haw&feature=Views&page=1&t=t&f=b
Times UK
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,414-2056139,00.html
スコア比較表:
NBCOlympics.com


 

 

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