モデルとして、プロテニスプレーヤーとして大人気のアンナ・コーニコバの怪我をチェック!

アンナ・コーニコバのプロフィール:
1981年7月7日にロシアのモスクワで生まれたアンナ・コーニコバは、プロレスラーでテニスコーチをしていた父の影響を受け、幼い頃からテニスを始めました。
11歳からテニスアカデミーで学び、14歳で全国大会を史上最年少で優勝します。
その頃から常に世界ランキング上位20位以内に位置し、個人では8位にランキングされまていました。
ダブルスでは更に成績が良く、16回WTA(女子テニス連盟)の大会で優勝し、世界ランキング1位です。

彼女はロシア生まれの美しいブロンドテニスプレーヤーとして多くのファンを魅了し、モデルとしても有名です。 テニスコートの中でも外でも、常にカメラマンに追われ、最も多くのスポンサーを抱えるプロテニスプレーヤーとして知られます。

現在フロリダ州マイアミ市に住み、ポップシンガーのエンリーク・イグレシアスと付き合っています。

 

コーニコバの怪我2003年:
ジャーマン・オープン戦で2時間半に渡ってファイナルを競技中、バックハンドでボールを返した
直後に、足首を掴んだ状態で地面に崩れました。 しばしコートの隅に座り、応急処置された後再び
プレーに戻るが調子は戻らず、その後2回足の怪我が原因でプレー中崩れます。
試合後、医師の診察の結果、左足首のじん帯損傷と公表されました。

足首のじん帯を故障:
足首は、距骨と脛骨と腓骨からなり、3つのグループの靭(じん)帯により安定を保ち、筋肉と腱(けん)がつま先と足首を動かせます。
ロスマン(Rothman Institute)研究所によると、足首は人体で最も怪我をしやすい部分らしく、スポーツ選手を対象にした統計では、怪我全体の15%が足首のじん帯、腱、骨などから来るという結果が出ています。

因みに運動時に起こる足首の怪我は、大抵はコケたりタックルをしたり飛んだりした際に、足首を内側に向かって捻挫し、じん帯を伸ばしたり切ったりするのが原因です。 統計では外側のじん帯が損傷を受ける確立は、内側のじん帯と比べ、90%の確立と言います。

診断と処方:
足首の怪我は、どの程度のダメージかで処方も異なります。 専門医は怪我の程度を診断で
見極め、処方を選択します。
以下に怪我の程度を3段階に分けて紹介します。

タイプ-1:比較的軽いダメージを指し、じん帯を伸ばした場合や、僅かに切った場合を意味します。
タイプ-2:捻挫により、幾らかのじん帯が断裂した場合を指します。
タイプ-3:一部のじん帯が完全に断裂した場合を指し、かなりの重度の損傷を受けた場合であり、
間接を動かす事も無理な状態を意味します。

これら怪我のレベルを分別する事により、専門医は処方を正確に判断するのですが、その手段として
レントゲン撮影で骨へのダメージが有るかを判断し、また場合によってはCTスキャンやMRIで更に
詳細なる、軟骨も含める患部周辺を診察する事もあります。


処方:
殆どの捻挫は、先ず冷却、休養、局部固定、患部を心臓より高い位置に置く方法を処方されます。
重度の症状なら、松葉杖や石膏(せっこう)で局部を固めたりもしますが、大抵は伸縮性のある
バンドを患部に巻き付けて固定します。 
最悪の場合は、患部手術となります。

予防策:
(米国整形外科大学:The American Academy of Orthopaedic Surgeons は、
足首の捻挫予防として以下の項目をアドバイスしています)
・スポーツや練習前は、必ずウォームアップをしましょう。
・筋力強化教室やプログラムに入会するチャンスがあるのなら、参加して基礎筋力を高めましょう。
・毎日ストレッチをしましょう。
・足や足首が痛い時は、決して走ったりしないように。
・靴のかかとや溝が無くなったら、直ちに新しいものと替えましょう。
・運動衣や機器は、正確に装着しましょう。

回復:
大抵の捻挫は、3週間から8週間で治ります。 症状が深刻な場合は、更に回復に時間を要します。
同じ部分を何度も捻挫した場合は、捻挫癖(くせ)が付く恐れがあり、歩いたり運動をしたり
するのに支障をきたす事もあり得ます。

 

記事のソース元:American Academy of Orthopaedic Surgeons, the American College of Foot and Ankle Surgeons, and the Rothman Institute

 

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