2000年6月 

 

運動は朝すべき?
エクササイズを習慣として行う人の90%以上は朝に行っています。 eDiet.comでコラムを書くグレッグ・ランドリー氏の話によると、朝運動するに値する訳は次の様です。 *新陳代謝を朝一に活発にする事で何時間も持続できます。 これは結果的により多くのカロリーを1日を通じ消費する事になります。 *多くの人は朝運動すると食欲をコントロールしやすくなると言います。 つまりむやみにお腹が減らない為、食べ物を賢く選択できるという訳です。 *自分の為に何か良い事をするという事で、朝を楽しみにするようになる人が多いそうです。 *ある調査では。運動をすると頭脳を明晰にすると報告されています。 *忙しい毎日でエクササイズの時間を確保するには、やはり朝が一番との事

新陳代謝率をさげるな!
基礎代謝率とは、体を休めている時に消費するカロリーの事を言います。 例えば心臓の筋肉を動かしたり、息をしたり、筋肉を回復させたりする事です。 この基礎代謝率というのは一日の総カロリー消費量の75%をも占めるのです。 ですから基礎代謝率を上げる事が減量の鍵となります。 以下がeDiet.comで紹介された基礎代謝率を上げるポイントです。 *毎朝朝食を摂ろう。 朝食を抜くというのは、12時間以上食べ物を断つということで、体に”飢餓”を体験しているというメッセージを送る事になります。 この場合サバイバル機能が新陳代謝率を落とし、カロリーの消費を抑えようとします。 そうならない為にも1日最低1200カロリーは摂りましょう。 さもなくば、食べなければ食べない程新陳代謝率が落ちる為、イタチごっこになってしまいます。 これでは骨折り損のくたびれ儲けになってしまいます。

リポサクション(脂肪吸引除去手術)
USAトゥデイ誌によると、安全でシンプルな美容整形手術と思われてきたリポサクションは、5千人に1人の割で死者が出ているので注意せよと警告しています。 因みに一般の病院で手術から死者が出る割合が、10万〜30万人に1人の割と言われる事から、如何に死亡率が高いか伺えます。 リポサクション手術は、年間17万2千人に施されていると報告されていますが、実際の数はその倍と言われています。 ヘルススカウト(Health Scout)誌の編集者であり、美容整形医師でもあるロッド・ロリッチ(Rod Rohrich)氏によると、問題は美容整形師がリポサクションの方法をホテルのセミナー等で2時間程講習を聞き、さっそくモール等に店を構えて安易に行うからだと指摘しています。 手術中局部麻酔薬として使われるリドケイン(lidocaine)は、投与量が多いと心臓の脈拍数を落とし、時には乱れさせ、又同時に血圧を落とす事から多くの死因に繋がっていると報告されています。

オーバーワーク(運動のしすぎ)は多くの問題の元
オーバーワークから来る問題は、精神的にも肉体的にも影響を及ぼします。 食欲不振、体重減、心配性、うつ病、不眠症、倦怠感等が例にあげられます。 又オーバーワークは、休息中の脈拍数を上げ、生理不順、気管支炎、過敏症、異常な筋肉痛の原因にもなると言われています。 但し、何れの症状もオーバーワークが必ずしも原因とは限りません。 環境や精神的肉体的問題に要因がある場合も多々有ります。 例えば不充分な栄養補給や、誤察された病気等が原因の方が、遥かにオーバーワークより可能性と影響力があるのです。 不充分な栄養補給が、体内のビタミン・ミネラル、たんぱく質等を枯渇させているのが原因かも知れません。 運動から良い結果を得る為には、その運動に必要とされる栄養素を理解し、知識を高めなければなりません。

WWFはフットボールにまで手を出す!
USAトゥデイ誌によると、ワールドレスリング・フェデレーション(WWF)の社長を務めるビンス・マクマホン氏は、XFLが大きな成功を収めると信じているようです。 XFLとは、WWFが新しく組織したフットボールリーグの事で、今までのフットボール中継と違い、WWFのように観衆の中からや、控え室までカメラが入って演出する模様です。  マクマホン氏は、”100%シリアスなスポーツ”と主張し、現役引退したフットボールプレーヤーや、世に埋もれている優秀なプレーヤーに呼びかけています。 今のところ、WWFの組織が所有する8つのチームが、西はロサンゼルスから東はワシントンD.Cまでの球場で試合を繰り広げる事になっています(とは言え、ニューヨークのマディソンスクエアは使われないでしょう)。 
ニューヨークポスト誌によると、WWFでお馴染みの、女性の水着姿やワイルドな部分は出て来ないと言われています。 一方このWWFの動きに否定的な意見もあります。 経営コンサルタントのディーン・ボンハム氏は、「たとえ真剣なスポーツとは言っても、きっとプロレスの様に偽のタックルで相手が吹っ飛ぶようになり、やがてはバカバカしくて人が見なくなるだろう」と推測。又、5年以内に組織は解散するだろうとまで予告しています。 他にはCNBキャピタルという投資銀行で市場調査部長を務めるライアン・シンマン氏が、デイリー・ニュースのインタビューで、「エンターテイメントして、プレーヤーがヘルメットを着けずタックルし合う、フットボールとプロレスの中間のように演出し、沢山の若い女の子を周りに揃えれば、上手く行くだろう」と予測しています。 
しかしWWFとマクマホン氏は侮れません。 WWFは現在ケーブル放送でナンバーワンの視聴率を誇り、他にもテーマレストラン、雑誌、服等のビジネスにまで手を広げる多角的企業なのです。 とは言え、あいにくウォールストリートでは、XFLの情報が知れるとシェアが25%もいきなり落ちたのも事実です。 それに対しマクマホン氏は「今に見てろッ!」とポスト誌で反撃しています。

チームツインにアガシー加わる
その力強くアグレッシブな額でお馴染みの、ナンバーワン・テニスプレーヤー:アンドリュー・アガシー(29歳)は、ツインラブ(TWINLAB)コーポレーションのイメージキャラクターとして選ばれ、契約書にサインを交わしました。 今後ツインラブは、全国規模で巨額を投じ、アガシーを看板にキャンペーンを展開するつもりです。 当のツインラブ製品を長年に亘って愛用してきたアガシーは、「ツインラブ製品は、明らかに今迄オレの持久力や コンディション調整に大きな貢献をしてきただけに、この話があった時は是非ともと思ったんだ」と話します。
アガシーは、今年の1月にオーストラリアン・オープンで優勝して以来、トレーナーのギル・レイズ氏と一緒にラスベガスの自宅で毎日ダッシュやウエイト・トレーニングに励んでいます。 本人曰く、「今迄で最も良いコンディションとパワーを感じる」だそうです。


ヘルスサイトに戻る

Home