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2000年4月
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ニューコンセプトの食事法が遂に普及し始めました。 ほんの最近までは、”脂肪分摂取イコール体脂肪”というのが常識でしたが、
最近では”炭水化物摂取イコール体脂肪”というコンセプトの方が的を得ているという見方が生まれました。
今までの単に炭水化物の摂取を制限するダイエットの不足部分を補い、更に効率を高めたものがニューミレニアム・ダイエットです。
脂肪の代りに炭水化物をメインエネルギー源のチョイスとするのが当たり前と思われて来ましたが、意外とそうではなく、実は炭水
化物があなたを太らすのです。 考えてもみて下さい、あなたが炭水化物、つまり糖質を体にコンスタントに与えているなら、なぜ
あなたの体はわざわざ貯蓄している体脂肪を分解してまで消費する必要が有るのですか? 人間の体は、常により簡単な手段を
取る様に出来ているのですから。
この食事法では、まず炭水化物(糖質も含め)を渇望する中毒症からあなたの体を一旦開放し、新しく脂肪をメインエネルギーとして
好み、効率良く消費する体に”変換”します。 これがニューミレニアム・ダイエットの哲学の中心となります。
食物せんい |
では具体的にせんい質を含むお勧めできる食べ物の例を挙げてみましょう。 レタス、ほうれん草、海草、玉ねぎ、セロリ、アスパラ、
カリフラワー、芽キャベツ、等
一方、せんい質が含まれているのにも関らずお勧め出来ない食べ物は、炭水化物を多く含む物です。 例えば、米、コーン、豆類、
果物です。
たんぱく質
炭水化物(糖質も含め)とは違い、たんぱく質は生きていく上で必須栄養素です。 なぜなら幾つかのアミノ酸は体内で合成出来ない
からです。 従って食事から決して省いてはいけません。 このダイエットでは特にウェイプロテインを特定し、たんぱく質のメイン補給源
とします。 ホエイはたんぱく質の中でも特に吸収率が高く、その上アミノ酸のバランスが限りなく理想に近い形で含まれているのです。
ここで他の”高タンパク低炭水化物ダイエット”に記載されていないのが、カルシウム不足です。 高タンパク食は、私達の体の骨から
カルシウムを奪うのです。 この問題はサプルメント(補助食品)でカルシウムを補う事で解消されます。
体に良い脂肪
アミノ酸と同じく脂肪も生きて行くうえで必須栄養素です。 確かに良い脂肪と悪い脂肪の2種類有りますが、このある特定の脂質は
食物から摂取しなくて人間は生きて行けないのです。 意外と驚きなのが、炭水化物は生きて行く上で必須では無いのです。
この事は殆どのダイエット本に明記されていない重要なポイントです。
必須脂肪酸とは、次の2種類を差します。 1.アルファ・リノレニック酸(オメガ-3脂肪酸) 2.リノレニック酸 |